SUGIDOCO本体について
Q1:使い始めはどうしたらいいですか?
出荷時に厳正なる検査を行っておりますが、輸送・配送等を行っておりますので、真水で軽くゆすぎ軽く乾燥させてからお使いください。
Q2:SUGIDOCOの御手入れはどうしたらいいですか?
木部にしみこんだり、匂いが移る恐れのあるため洗剤は使わず、水もしくはぬるま湯で洗って直射日光・高温多湿を避け陰干しにて十分に乾燥させてください。
Q3:放置していたらカビらしきものが生えてしまいました・・
カビに気づくのが早かった場合はぬか床を取り出し、水で洗ったあと水に対し10%の濃度のお酢を混ぜたもので本体を満たし、1日(24時間以上)放置した後、真水で満たす。
24時間ごとに真水を入れ替える(4.5回)。
十分に乾燥させてからお使いください。
*カビに気づくのが遅れた場合(全体に広がっている場合)は木の内部にカビの根が深く入り込んでしまったときは上記方法で殺菌しきれない場合があります。
Q4:少しお休みをしたい場合はどうしたらいいですか。
真水でしっかり洗い、十分に乾燥させた後、ふきんや油紙で包んで冷暗所にて保管して下さい。
Q5:本体を落として変形・割れが発生してしまった。
変形・割れが発生した場合、けがや水漏れの可能性があります。使用はお控えください。
また、目に見える変形・割れが無くても水が漏れる可能性があります。落としてしまったものを使用される場合は一度水で満たし、水漏れがないことを確認してください。
ぬか床について
Q:シンナーのようなにおい・腐敗臭がするのですがどうしたらいいですか。
ぬか床が悪くなっている可能性が高いです。塩10g~20gを混ぜ込むか、粉からし10g程度を混ぜ込みにおいが消えれば続けて使用できる可能性があります。
匂いが抜けない、また心配な時はぬかそのものを総入れ替えすることをお勧めいたします。総入れ替えの際はSUGIDOCO本体をしっかりと真水で洗って乾燥してください。
Q:足しぬかを入れるタイミングはいつですか?
野菜をとりだすときや混ぜた時にぬかが減っていきます。
水が浮いている状態でなければ、乾燥ぬかに同量の重さの水を混ぜたぬか床を減った分量程度足してください。
Q:余った足しぬかはどう保存すればいいですか
ジップロックなどに入れ、空気を抜いて冷凍してください。酸化を防ぐことができます。
Q:ぬかを入れ替えるタイミングを教えてください。
基本的にぬかは減った分を足していくことで味が熟成・継承されます。
匂いがおかしくなった・カビが生えた場合は入れ替えることもおススメしますが、味が良いものは入れ替える必要はありません。
Q:白い綿毛のようなものがぬかの表面に生えたがどうすればいいですか?
白い綿毛の正体は、産膜酵母といってぬかが順調に育っている証です。
気になる場合は表面ごと削り取ってもいいですが、全体に混ぜ込むことでぬかの熟成度が増します。
Q:ぬかの表面に緑や青や赤の模様が出てきました。
カビです。表面を1cm程度削り取ってください。
ぬか漬けの味がおかしい場合は、ぬかを総入れ替えすることが必要な場合もあります。
Q:うまみを足したい。どうしたらいいですか?
昆布・シイタケ粉などを混ぜ込むと風味、うまみが増します。
Q:水が出てきた・ぬかがゆるくなってきた。
SUGIDOCOでも杉の性能を超える水分がぬか床に含まれてしまった場合、
水が浮いたり、ぬかがゆるくなることがあります。乾燥ぬかをそのまま足し糠する。若しくは、野菜を漬けるのを2〜3日やめて、SUGIDOCOに水を吸湿させることで適正な水分量に戻してください。
乾燥シイタケや、根菜など水分量が少ない野菜に数日漬けかえても同じ効果が期待できます。