季節野菜をぬか漬けに。

2020年5月5日

旬の野菜は、私たちに必要だから与えられたもの。その栄養を余すところなく摂りたいものです。

ぬか漬けは、“米ぬか”に塩や昆布、唐辛子を合わせて作られますが、その栄養素とは、ビタミンB群、ビタミンA、ビタミンE、ナイアシン、食物繊維、たんぱく質、カルシウム、リン、鉄分など!とっても豊富!ただこれだけ栄養素が含まれていてもビタミンCは残念ながらぬかには含まれていません。でもそれを補ってくれるのが、ぬか漬けにする野菜。野菜にはビタミンCがたくさん含まれているにで、野菜の持つそもそもの栄養素に、ぬかに漬けることによってさらにぬかの栄養素がプラスされるというわけです。


ぬか漬けは脇役になるにはもったいないぐらい、主役級の栄養があると言われているのも納得してしまいます。

野菜を発酵させることで、免疫力を上げる野菜の栄養素がさらに凝縮され、エネルギー代謝を高めるビタミンB1量が約10倍に増加。乳酸菌の働きで野菜を柔らかくし、吸収率を高めます。

ニンジンや大根などを栄養価の凝縮した皮ごと生で食べることで、熱に弱いビタミンCやフィトケミカルが摂取できます。ぜひ、旬の野菜を生とぬか漬けで食べ比べしてみてはいかがでしょうか?